2023/05/17 07:23

歯間ブラシは、さまざまなものが販売されています。好みで選び日々使っておられる方も少なくないでしょう。
しかし、これまでの臨床経験から、歯間ブラシの使いやすさとコストには"推奨したい考え方"があります。
今回は「歯間ブラシのおすすめの基準」をご紹介します。
■使いやすさの基準〜 「L字型」 or 「I字型」
歯間ブラシのハンドルには様々な形状のものがあります。L字型に角度がついたもの、I字型のもの、などなど。
自分自身が使いたい形状で良いのですが、私が勧めているのは「L字型」です。
I字型つまりストレート型は、前歯には使いやすい反面、臼歯部(奥歯)に使用する際に歯と歯の間に挿入しにくくなるのが大きな理由です。
どうせ購入するのですから、前も奥もとオールマイティーに使える「L字型」がいい。私はそう考えます。
■コストの基準〜「使い捨て」 or 「洗浄して使う」
患者さんの中にはまれに誤解されてる方もおられますので、あえて言います。
歯間ブラシは、使い捨てではありません。"使用後はきれいに洗浄して、使えるところまで使いきりましょう!"
歯間ブラシは歯ブラシと同じくらい重要です。ずっと使ってほしいアイテムです。といっても使用終了の目安はあり、毛がなくなってきてワイヤー部分が見えるようになったら捨ててください。毛がない歯間ブラシはプラークがとれないばかりか、歯間部の歯面や歯肉を傷つける原因になります。
ただ、毎回使い捨てないと気になって嫌だという患者さんもおられます。そういう場合は、使い捨てをして下さい。
#(番外編) かわいさの基準
長く続けるには、何事もモチベーションが大切ですね。色がカラフルで、ちょっとかわいいとどうでしょう?気分が上がりませんか?毎日接するアイテムだからこそ、「かわいさ」も大切なのかもしれません。
いかがでしたか?
歯間ブラシ選びで迷ったら、歯科医院へ行って歯医者さんや歯科衛生士さんに選んでもらうのが結局一番いいですよ。
(歯科医の)私のお勧めはインタープロックスの歯間ブラシです。
今日はこれまで。すべての人に笑顔を!!